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ビジネス関連書籍の紹介日記です

捨てるべき40の「悪い」習慣習慣 午堂 登紀雄

日々、私たちの中で増え続ける習慣や常識的な情報、友達...そんな中で、幸福感を得られるために悪い習慣や考え方を捨てるべきという内容がわかりやすく書かれています。
著者は午堂 登紀雄さん。不動産投資コンサルティングや事業開発を手がけるかたわら、資産運用やビジネススキルに関するセミナー、講演も数多くやってらっしゃいます。著書は、今回オススメする『1 つずつ自分を変えていく 捨てるべき40 の「悪い」習慣』の他に『お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人』『お金持ちが財布を開く前に必ずすること』など多数に及びます。

 「1つずつ自分を変えていくー捨てるべき40の『悪い』習慣」はどう言った本なのか一言で表すと「非常にロジカル的で人間の本質を書いている本」でしょう。まず、本の読みやすさですが、非常に読みやすくわかりやすく、そしてシンプルです。本を読むことが苦手だと思っている人でも読みやすく感じる文章だと言えます。
はじめに捨てるべきカテゴリから、捨てるべき習慣を一つ挙げ、「捨てられる人はこんなことがある」「捨てられない人はこんなことになる」と一言で挙げられています。それから説明文に入る形態です。それほど多い文字数でもなく、特別難しい横文字などを多数引用している訳でもないのでビジネス以外でも「自分を変えたい」と思う主婦や学生にもオススメできる本でしょう。文字数が少なくても、読み応えがあり非常に濃い内容となっています。
内容は非常に本質を捉えている内容です。このようなシンプルな考えを持つことで、事業者としてやって行くことができるのだろうと思わせられます。

例えば、捨てるべき悪い習慣の1つのカテゴリとして「言葉」があります。その言葉の中で、「否定語」をやめるべきと書かれており、それから「否定語を捨てられない人は〇〇」「否定語を捨てることができる人は〇〇」と言い表されています。
世の中、「否定するのはよくない」と言われています。しかしそれが「どうして捨てるべき」なのか、否定語を使うことでどんなことが起きているのか?という説明がうまく、飲み込みやすい容で伝えられています。否定語を当たり前のように使う人も多いでしょう。否定語を悪いという人もいるでしょう。しかし、この本を読むと「どちらも枝葉の言葉でしかなく、本質が伝えられていない」とちっぽけに見えてきます。
内容は、スピリチュアルでもなく、医学的や脳の構造的に、などと言った根拠ではありません。そんな根拠じゃないからこそ、子供にもご年配にも伝わりやす内容ではないかと言えるでしょう。

二元論の考え方を改める

この本を手に取り、読んでいるうちに感心させられ、いつの間にか写生をするほど影響力のある内容でした。
友達10人集めれば、この本のほとんどの「捨てるべき習慣」をみんなやっていると言えます。私も、40の習慣のほとんどが胸に刺さることもあり、読んでるうちに浮かぶ顔も多々ありました。
事業を始めようかと考えている最中でした。まるで自信がなく、どう事業を行うべきか、自分のなかで何を柱として考えを持つか色々と悩んでいたところでもあります。

一つ心のそこから助けられた言葉がありました。それは「信号」の話です。道路の信号のことです。
私は小学生の時に、「赤信号は止まるのよ」という教えに不信感を持っていました。それは「青信号ならば絶対に渡っていいのか」という謎があったからです。実際に道路交通法には違う書き方がされています。法律は本質的できちんと意味まで書いているのです。大人になって気づけばわかることなのですが、小学生の頃にこの持論を教師にぶつけると「とんでもない子」だと小学校の授業参観の時にクラス全員の親までも含めて白い目で見られたことがありました。それは一種のトラウマでした。
そんなトラウマを解消してくれたのはこの本だと言えます。つまり、法律を守れ、と簡易化され意味がわからない形で「とにかくいうことを聞いておきなさい」と押さえつけられた常識が当たり前になっているということです。

午堂 登紀雄さんも、この信号の話を講演会で話すらしいのですが必ず上がる反応は「法律をまもるなというのか」という反感だそうです。そんな意味ではないのです。
また、この書籍の内容には「二元論を持つ人は思考が止まっている」と書かれています。それも非常に本質的で、決して悪口ではないのです。この本を読んで行くと、なぜ「二元論にこだわる必要があるのか」という疑問が必ず出てきます。「勝ち負け」や「いい悪い」という枝葉の二択で世界が決まるのなら、とても視野の狭い考え方であり、それは自分自身を苦しめ、生きにくくしていると私は考え方を改めることができたのです。

このように、一つ一つの悪い習慣を捨てることを実行する、または考えることで「自分が1ヶ月前より確実に思考が変化した」と感じられます。情報の処理の仕方、本の読み方などもこの本にはっきりとした根拠があった上での実用的な考え方がたくさん書かれています。私も随分変わることができました。今では事業が前向きに進んでいることを深く感じさせられます。

時間がないといっている人におすすめ

この本を手にとる、というのはある意味運命的であると言えるでしょう。題名を読むだけでは、よくある断捨離の本なのかと思わせられるからです。この本をとるひとはなんとなく、もしくは「どうにかして今の自分を変えてしまいたい」と模索している人に読まれやすい立ち位置にあると言えます。
しかし、この本をぜひ読んで欲しいとオススメする方は、「いい人であろうとすることにエネルギーを使っている人」「人脈作りに励んでいる人」「時間がない、時間がないと言っている人」そんな人たちです。まさに、今は本を読もうと思ってない人にぜひ読んでいただきたいと強くオススメします。

また、頑固な考えのかたや、完璧主義の人にもオススメです。頭が硬い人は、自分のことを「頭が硬い」と思っていません。ぜひこの本を読んで打ち崩されて欲しいと感じます。教師や講師にもオススメでしょう。このロジカルな文章は「人に伝えること」が非常にうまくできています。難しい言葉も特にありません。ぜひ人に伝えるシンプルな文章を学び取っていただきたいと感じます。

私は完璧主義でした。全ての準備が用意できないと動けず、頭が硬く、今現在の状況ではなく先行きの不安ばかりを眺めていました。準備ができていないと動けないため、アクションを起こすのが遅く、またアクションを起こせないことで周りから置いていかれる不安と焦燥感にかられている毎日でした。いつも誰かと自分を比べ、挑戦もできず、ただただ「自分は何もできないやつだ」と否定的で思考が停止していました。
しかし、この本を読んで変わったのです。素直に読むこと、素直に実践する心がまだあってよかったと感じさせられます。毎日にへこたれてしまう人は、この本を読んで少しずつ自分を変えて行くことをオススメします。

 

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捨てるべき40の「悪い」習慣

捨てるべき40の「悪い」習慣