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ビジネス関連書籍の紹介日記です

20代で知っておきたいお金のこと 岡村聡

この本の著者は、岡村 聡さんです。東京大学工学部卒し、その後東京大学大学院学際情報学府修了しています。

経営コンサルティングファームや、マッキンゼー・アンド・カンパニーで仕事をし、その後いくつかの国内金融会社をまわってきた。2010年に独立をするために退社しました。その後、奥様と一緒に株式会社S&Sinvestmentsを創設しました。主に、若い世代を対象に、お金に関する知識の向上を支援しするため、セミナーやメディアでの執筆を行っています。雑誌・ラジオにも多数出演している方です。

本のタイトルは、『20代で知っておきたいお金のこと』です。本屋のメイン売り場に置いてあります。金融関連の本のなかでも、見つけやすいところに置いてあるでしょう。

この本は、お金と向き合う上で知っておきたいことが浅く広く書いてあります。特に、20代に向けたお金に関する教養本と言えるでしょう。この時代に合わせた、必要のあるお金についての知識を身につけられます。

 貯金、税金、年金など一般的なものから、金融スキル上級者が扱うであろう投資まで幅広く知ることができます。1つの内容が短く端的に述べられているので、読みやすく、飽きません。

項目は、お金リスク、お金センス、貯金のルール、仕事とお金、結婚とお金、保険とお金、老後とお金、投資についてです。

例えば、クレジットカードの使い方については、どのように使うと損なのか、おすすめのカードは何かなどを教えてくれます。

レシートの活用方法については、レシートを使ってお金をどのように管理するのか、のやり方について書かれています。
お金と友達になる上で、出費を把握することはとても大切です。

副業のすすめについては、いろんな収入を持つことで、リスクヘッジをする大切さについて書かれています。
今の時代、1つの会社で週5日フルタイムで働かない働き方を選ぶ人が増えています。自分の副業を持つことは、1つの収入源が絶たれた時に、困りません。時代にあった働き方を考えさせてくれます。

結婚で必要になるお金については、結婚式や新婚旅行にかかる費用を焦点に、自分にとってどこでどう無駄のないようにお金を使うべきか、教えてくれます。
また、その後出産し、子どもが生まれた時のことについても同様です。子どものためにどのようにお金をためておくかが分かります。

貯金が大好きな日本人が払いすぎている保険についても、見直すべきポイントについて触れられていました。

そして、年金について。国にたよらず老後を過ごすためのお金のため方を教えてくれます。今の20代が老後を迎える時期に、きちんと年金をもらえるかどうかはかなり不明な点です。20代にとって重要なポイントです。

そして、上級者向けの話題ではありますが、投資についても書かれています。

というように、私たちとって生活で関わるお金にまつわることを分かりやすく教えてくれる本です。

 学校では教えてくれないお金への向き合い方を教えてくれる

特に役立ったという部分は、「時代におけるお金の向き合い方」と、「保険」、「投資」についてです。

大学で経済学を学んでいたとしても、その情報は案外古かったりするようです。
現代は技術の大幅な進歩により、様々な価値観が増えました。そして、日本は少子高齢化により年功序列や社会保険制度が崩壊しつつあります。それがお金にどう影響するのかが、この本で理解できました。そして、そのことが理解できたら、私たちはこれからの時代に備えてどうお金と向き合っていけばよいかというのを教えてくれます。
それが、この本で学んだ「時代の流れ」についてです。この今という時代とお金を読み、人生をよりよくするために、読むべき本だと思います。

もう1点よかった点は、「保険」についてです。かなり知らない部分が多かったので、知れてよかったです。

保険は、自分で学ばないと、教えてもらえない分野です。ものすごく大切なところなのに、学校や大学ではきちんと教えてもらえないのが現実です。

例えば、民間の医療保険についてや、どんな種類の保険を選べばいいのか、超高齢化社会に備えた老後のためにどうすればいいのか、自分年金といった備えについて、お金に関する知識がなくても分かるように解説してくれました。

公的な保険だけではなく、民間企業が経営している保険についても触れられていました。
必要な保険の選び方については、必要のない出費を押さえるために大切です。保険は毎月支払う固定費となるので、もうすでに払っている人は、見直すいいタイミングになると思います。

そして、年金について。国にたよらず老後を過ごすためのお金のため方を教えてくれます。今の20代が老後を迎える時期に、きちんと年金をもらえるかどうかはかなり不明な点です。私自身もその世代にあたるので、すごく勉強になりました。就職先で、内定インターンをしていますが、今の段階でその保険に入るかどうかを自分考えることができたのも、この本の基本的な情報が載っていたからだと思います。

また、ちょっと20代では上級者向けですが、先に知っといたほうがいい「投資」についてもかなり深く知ることができます。
投資については、3章にも渡って説明がされています。投資とは?なぜ儲かる?といった基本的なところから、初心者におすすめするETFや投資信託についての説明やその理由、投資を見抜く3つのコツや、やってはいけない行動、などなど投資をする上で必要な知識で盛りだくさんです。


大学生やこれから社会人になる人、社会人になったばかりの人におすすめ

その理由は、世の中のお金について知る上でのベースが詰まっているからです。

大学生は、もしかしたら大学の講義内で解説されているかもしれませんが、ごく少数でしょう。
高校ではほぼ皆無といっていいほど、教えられません。そのままアルバイトをして、就活をして、知識ゼロのまま社会人になることが目に見えています。
これから社会人になる人、社会人になったばかりの人も、まだ遅くありません。

この本は、基本的なことでありながらも、そのなかでも知っておいた方がためになることが多く書かれています。
専門すぎる知識が少ないので、かなり読み手のことを考えられていと思います。
難しい金融用語はありません。そういった言葉が出てくるときは、必ず解説があります。
図や絵などで分かりやすく視覚化されているので、読んでいて飽きず、嫌にならない工夫がされています。

また、読み方のおすすすめとして、気になるところから順番に読みすすめていくとよいでしょう。知らない間に本を読み終えてますよ。
項目がいくつにも分かれており、短めなので、次々と読みたくなります。

何度読んでも勉強になるので、家に一冊あれば、何か分からなくなったときに調べものとして読むことができます。お金の教科書と言ってもよいでしょう。

お金の教養が足りな!生きていくうえで必要なお金の知識について知りたい!と感じている人は、ぜひ読みすすめてみてくださいね!

 

 

dokushohon.hatenablog.com

 

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20代で知っておきたいお金のこと (中経出版)

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