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面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと - 会場に行く電車の中でも「挽回」できる! 海老原 嗣生

「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと」を書いたのは、海老原 嗣生さんという方です。
海老原さんは株式会社ニッチモ代表取締役や株式会社リクルートエージェントソーシャルエグゼクティブなどに就いています。
経済学部を卒業後、カメラ製品で有名なリコーからリクルートエイブリック、リクルートワークス研究所と渡り歩いてきました。

海老原さんが代表取締役を務める株式会社ニッチモは、主に出版や広告の企画に制作、編集をしている会社です。

他にもマーケティングリサーチ、ビジネスや宣伝コンサルティング、講演などのイベント企画もしています。

 しかも海老原さんは、あの有名な“ドラゴン桜”の社会人バージョン“エンゼルバンク”のモデルになった人物であるともいわれています。
経営のプロ、そして人を見るプロである海老原さんのには、「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと」には、就職・転職活動に役立つ知識が満載です。

まず第1章には、10分前という切迫した状況でも、全然余裕で間に合う面接対策について書かれています。
このタイトルだけ見てみると「え?本当にそんなにギリギリの対策でも間に合うの?」と何だか怪しく思いますよね。
でも読み進めていくと、面接をいわゆる商取引に例えていたり、事実だけを言うのはよくないと教えてくれるのです。
また、自分の本質がわかる5つの性格軸についても書かれてあり、自己PRにも役立てることができるでしょう。

第2章には、1日あったらこんなところまで出来てしまう、という驚きの面接対策について記載されているのです。
例えば空気語で話さないこと、という点について書かれています。
面接で過剰に自分を取り繕って小難しくPRや志望動機を言っても相手に伝わらない、ということがわかるのです。

第3章では1週間という時間をかけて何をどう勉強し、事前準備しておけばいいのかが書かれています。
就職・転職面接でポイントとなるのは、いかに相手企業の情報を持っているかです。
しかし色んな情報があると、どれが必要でどれが不必要かわからなくなりますよね。
そんなときの指針として、何に重きを置けば良いのか、そして面接官から「弊社じゃなくてもいいですよね」と言われないための方法も記載されているのです。
とくに大企業では「弊社の弱点について教えてください」と聞いてくることがあります。
そういった質問に対して面接官が思わず唸ってしまうような返しをどうするか、ということについても書かれているので、この項目はかなり参考になるでしょう。

第4章は、面接官へ聞きたいけど聞きにくいことを、相手を不快に思わせず聞く方法について記載されています。
例えば前の会社を退職した理由について、御社は女性の雇用にどのような対策をしているかなどです。
この項目では志望動機に悩んでいる人に役立つ情報がたくさん載っています。

そして第5章では、果たして自分の会社選びは間違っていなかったか?ということが記載されています。
いわゆる就職・転職先を決める最後の段階ですね。
優柔不断でいつも会社選びに失敗する人はこちらを参考にすると良いでしょう。

第6章は就職や転職の一般常識と呼ばれることについて疑問視しろ、ということが書かれていました。
第二新卒は実は世間で言われているほどチャンスが多いわけじゃないとか、結構ショッキングなことが書かれています。
しかし経営と人事のプロだからこその真実が記載されているので、この項目を理解することで、よりリアルな会社選びができるでしょう。

自己分析から会社選びといった転職の悩みを解決できる

私はあまり前に出る性格ではなく、そして人付き合いが苦手です。
頭の中で考えていることをうまく言葉にできず、周囲からは無口、大人しい、引っ込み思案、人見知りだと思われやすい性格をしています。

このような性格である場合、いつも悩みの種となるのが転職先選びと面接です。
優柔不断でもあるので同条件の会社が複数あると、「どっちに決めればいいんだろう」となかなか決められず、そして会社選びに失敗して転職を繰り返します。
年齢も30代ということ、これといった資格がないことで仕事選びについても悩んでいました。
それにプレッシャーに弱いので、面接でもうまくいかないことが多く、どうしても第一希望の会社に転職できたことがなかったのです。

ネットで自己啓発の本を探していたとき、「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと」を見つけました。
すぐに買って読んだのですが、中でも私が身をもって役に立ったと感じたのは、第1章と第2章、第4章と第5章です。
第1章の自分の本質がわかる5つの性格軸を参考に自己PR文を考えることができましたし、面接を商取引だと思うことで緊張せずに挑めました。
今まで面接=自分を審査されていると思っていたから変に緊張していたのですが、面接=商品(自分)を売り込む場だと思えるようになれば、うまくいったのです。

第2章については空気語で話すことはよくない、小難しい話しをするよりもくだけたちょっといい話しをするべきだということが役立ちました。
第4章の聞きにくいことをどういったタイミングで、どういう風に聞けばいいのかという項目も良かったです。
この項目を読んでいたおかげで、あまり明るくない退職理由についても気兼ねなく話せました。

第5章は自分の会社選びについて、これでいいという自信を持てました。
そのおかげで自分の理想とする企業に入れましたし、より良い仕事ができています。

あんなに辛かった面接や会社選びが、本1冊でここまで改善するとは驚きです。
今まで誰にも相談できなかったことや、聞いても良い答えをもらえなかったことが全て「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと」にあると思いました。
自分の納得する会社選びと、面接官が採用したいと思える面接ができるようになれば、転職も怖くありません。
どうしてもっと早くこの本を読まなかったんだろう、もっと早く知っていればもう少し有意義な時間を過ごせたのに、と思うくらい役立つ本です。"

1人ではどんな会社に決めればいいのかわからないという人におすすめ

例えば優柔不断な性格で、1人ではどんな会社に決めればいいのかわからないという人は、これを読むことで決断力が身につくでしょう。
「自分の選択は間違っていない」と思うことで自信につながりますし、その自信が面接突破を後押ししてくれるはずです。
そして面接が怖くていつも緊張のせいで失敗してしまうという人も、面接のノウハウをこの本で知ることで、自分の実力を出せるようになります。
どうしても入りたい会社があるのなら、「面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと」を読んで、自分に足りない部分を補うといいでしょう。

他にも、自己PRがうまくできなくて面接が苦手な人、面接官からの質問にうまく受け答えできないで悩んでいる人にもおすすめします。
とくに退職理由について「どのように伝えれば面接官に悪い印象を持たれないで済むか」と悩んでいる人は、是非読んでみてください。
周りに相談しても「正直に言えばいいよ」と言われ、どうしようか悩んでいるあなたにおすすめです。

面接の準備がギリギリにならないと出来ない人、そもそも何をどう準備したら良いのかわからない人にも役立てられる本でしょう。
また、「第二新卒だからまだまだ余裕」だと思っている人や「大企業なら将来安泰だよね」と思っている人にも是非読んで欲しいです。
もしかすると自分に起こり得る危機を知っておくことで、これからどうすればいいのか、どう対策を整えればいいのかがわかるでしょう。

togetter.com

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