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稼ぐ言葉の法則「新・pasonaの法則」と売れる公式41 神田昌典

著者は経営コンサルタントであり、現在まで多くの著書を執筆しロングセラーを出している人です。
過去に2万人以上の経営者や起業家を育てた実績を持つ著者が、売る力をつけるためにするべきことを「言葉」というキーワードを軸に本書は展開されています。
この本は売上を上げるための言葉の使い方や売れる公式について、詳細に書いたものです。

顧客が物を買う気持ちを高めるためには何が必要かという視点で述べられています。
「新・PASONAの法則」と名づけた売るための流れや、顧客に対する言葉の伝え方について実にわかりやすく書いています。

全体は三つの章から成っており、PART1では、一つの何の変哲もないリンゴを売るためにどのような言葉を使って顧客に働きかけるかについて順を追って説明をしています。
その際に「5つの質問」という形で読者に答えを出すことを促しながら、実際に自分が商品を売る立場になって、その時にどのような表現を使っていくかについて考える内容になっています。
質問について読者が自分で答えを出すことを通じて、伝えたい内容の表現の仕方やセールスレターの作り方が自然に身につくように配慮がされています。
そして徐々に深い充実したセールスレターが完成する形に読書を導いてくれます。
自社と商品、そして顧客をしっかり理解することにより、自社特有のセールスポイントが明確になるように促す内容になっています。
単なるお決まりのセールスレターではなく、本当に顧客の心に訴えかけるセールスレターの作り方についてよくわかる内容です。
そしてPART2では、「新・PASONAの法則」について書いています。
実際に言葉を伝えるための順序についての法則で、著者がかつて「PASONAの法則」と名づけた売れる公式を時代の流れとともにさらに改善させたのがこの法則になります。
売れる公式のパターンを知ることにより、自社の売上を伸ばしていく方法について書いています。
法則の根拠となる説明についても書いているため、納得した上でこの法則が有効であることを知ることができます。
新・PASONAの法則を使った例文が出てくるので、実際にこの法則を使った文章がいかに読んだ人の心をつかむかについて理解することができます。
そしてPART3では、貧す人と稼ぐ人についての根幹的な違いに関して記載しています。

本質的に稼ぐビジネスを作り上げるための方法が売れる公式41として書かれており、それぞれにおいて「何々の法則」と名づけています。
貧す人もビジネスに対する考え方や言葉を少し変えるだけで、稼ぐ人としてのビジネスを展開できる人になれることがわかる内容になっています。
これによってビジネスモデルの本格的な作り方が理解できます。


セールスレターの奥深さの奥深さを学べる

私は実際にセールスレターを作って販売している仕事をしていますが、自分があまりよく考えずにいかに適当に言葉を使っていたかを本書を読むことによって痛感しました。
セールスレターの奥深さ、顧客を知ることの大切さ、自分自身を知り自分の商品を知ることの重要性を再確認させられました。

本書の例で挙げられた「リンゴの売り方」についても、一つのリンゴを売る方法などそんなにバリエーションがないと考えがちですが、そうではなくそこから物語を作って顧客に訴えるかけていくという流れは実に勉強になりました。
この本は一回読んで終わりというものではなく、何度も繰り返し読むべきものだと思います。
繰り返し読むことによって新たな発見があり、さらにいっそう言葉の使い方やセールスレターの作り方についての理解が深まっていくものと思います。
いい加減なセールスレターでは売れないのは当然のことですが、適当に作ったセールスレターと、法則に従ったセールスレターの違いがここまであるのかと実感することができました。
実際に本書で書かれたセールスレターの作り方を実践してみましたが、完成したものは今まで書いたものと比較して比べ物にならないくらい充実した内容のものができました。
ここで書かれていることが正しいということを改めて実感しています。
もちろんセールスレターは奥深いため、本書に書かれたことをいっそう深く理解することによって、さらにレベルアップしたセールスレターが書けるものと思います。
また、売るための公式である「新・PASONAの法則」も非常に役立ちました。
ここに関しても、自分自身がかなり適当に行っていたために物が売れないのだということを反省させてくれる内容でした。
新・PASONAの法則に従って物を販売していけば、かなり売上を伸ばすことができると思います。
実際私は今この法則の実践の最中で、結果も出てきています。
新・PASONAの法則といっても、決して難しいものではなく、誰でも実践できるものです。
ただそのためには、顧客に対する理解度や自社の商品に対する認識度を深めることがさらに重要で、そのことについても自分自身の今後の課題だと思いました。
そして、PART3の「貧す人と稼ぐ人との対比」も勉強になりました。
自分はまさに「貧す人」の考え方をしていた部分が多かったことに気づかされましたし、実際にそのような考え方を常識のようにしてしまっている人も多いと思います。
正しい目のつけ所を理解することで、物を売ることやビジネスを作るということに関して新たな視野が広がった気がします。
これに関しても言葉を少し変えるだけでこういった生産的でより結果の出る取り組みができるようになるということに驚きました。
セールスに携わっていると売れない悩みに苦しめられることも多いのですが、そんな場合に本書は自信をもたらしてくれる良薬になります。
本書の内容は実践書として書かれているため、すぐに使えるノウハウであることがよかったです。

自営業者や営業マンにおすすめの書籍

個人でビジネスをしている人や、会社でセールスを担当している人などにおすすめできる本です。特に言葉の使い方が苦手で思ったようにセールスレターができなかったり、顧客が反応してくれなくて悩んでいる人にとって非常に役立つ内容になっています。
また理論書のようなものが苦手な人にとっても、この本はすぐに実行可能な実践書になっているため、順調に読み進めていくことができるでしょう。
しかし言うまでもなく本を読んだだけでは結果は出ず、それを実践してこそ初めて結果がついてきます。
この本に関しても、中身を読んだだけで満足するのではなく、ここで書かれたことを一つ一つ着実に実践していくことが成果につながっていくと思います。
また、本書は何度も繰り返し読むことをおすすめします。
一度読んでそれで終わりにしてしまうと、また大切なことを忘れて適当な方法で適当なセールスレターを作ってしまうことに逆戻りする可能性もあります。
なぜなら、本書で書かれていることは実にシンプルでわかりやすいのですが、しかし実践のためには自分自身や商品についてや顧客に対しての理解を深めていく努力が求められるからです。
面倒なことはできればしたくないという思いがあり、旧来のやり方にとらわれてしまうこともありがちなため、そうならないように常に本書を手元に置いて、セールスレターを作る際の参考にしていくことが大切だと思います。
また、貧す人と稼ぐ人の部分で書かれたことについても常に意識をしていくことが、成果を上げるために必要なことだと思います。
これもまた何かビジネスで行き詰まった時に、貧す人の考え方に自分がなっていないかどうかをチェックし、そうなっていれば見直しをしていくことが大切です。

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稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41

稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41