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ビジネス関連書籍の紹介日記です

自分を変える習慣力 三浦 将

この本の著者は三浦将さんという方でメンタルコーチングのプロとしてご活躍なさっているそうです。失礼ながら私自身、この本に出会って初めて知りましたがコーチングにもさまざまな手法があるのだなと勉強になりました。
この本の他に「相手を変える習慣力」、「才能スイッチ」などの著書があります。


この本で最も重点を置いている点は「習慣力を身に付ける」ことです。ひとくちに「習慣力」といっても単純に何か良いことを漠然と始めるのではなく、習慣化していくにあたって必要なメカニズムの解説、それらを理解した上で必要な準備や段階をステップに分けてわかりやすく説明してくれています。この本を読み終わった後にはすぐに明日からでも試したくなるような内容で実践もしやすい印象を受けました。それでは私自身が特に印象に残った点などをいくつか挙げていきます。

①習慣力とはなにか?

ひとくちに習慣といっても良い習慣、悪い習慣があり、良くも悪くもそれらは自然に行っているものです。習慣化しているというのは簡単に言えば「自動化されたこと」であり、これには「潜在意識」が大きく関わっていると著者は述べています。つまり、私たちが行っている「習慣」はこの「潜在意識」が働くことによって行われているということのようです。意識的に行うことは「顕在意識」によるものでこれが繰り返し行うことによって無意識化、つまり「潜在意識」となっていくのです。よって、新しい物事や考え方をいかに「潜在意識」にまで刷り込ませるかが1つのポイントになっているようです。

②生活面や仕事においてどう活用できるか?

例えば私の場合は自分でもすぐに挙げられるいくつか悪い習慣があります。(1)夜更かしをしがちで朝が弱い、(2)暴飲暴食となりやすい、(3)金銭管理が不得意などなどその他にも改善したいと考える悪しき習慣が多くあります。特に(1)の朝が弱いは遅刻するまでではないのですが出勤時間がギリギリで朝はドタバタしてしまい余裕がなく、そのためにつまらないミスをしてしまうなど仕事にも悪い影響があるものでした。今思えばそういった自分のふがいない点をなんとかしたいと考えたことがこの本を手にとった一番の理由だったのかもしれません。この本で書かれていることは実生活や仕事の面においても「習慣力」を身に付けることでそれらを改善し、良い方向へと向かっていけるような具体的なアドバイスが載っています。実際に私が挙げたような悪い習慣についてはより細かな対策が書かれており、そこだけを参考にするだけでも解決できるような内容もあります。例えば(2)の暴飲暴食となりやすいに関しても「楽しく食事制限をする習慣」などがあり、すぐに取り組みやすい印象を受けました。この本では習慣化していく上でその問題を自身で整理することやある程度この本を手にした理由になるような代表的な改善したい習慣がいくつか挙げられています。また身に付けた方が良いおすすめの習慣などもあり実際にすぐ試したくなるようなものもあります。

③どのように実践していくのか?

この本では「習慣力」を身に付けるためにはまず意識的に行っていることを無意識的に行えるように進めるよう述べています。それについてはまず行うべき習慣について「知る」ことが大切で、次にそれを「できる」ようになることが必要です。そしてそれが「やっている」段階までくることで初めて「習慣」となると述べています。
また「良い習慣を一つ始めること」を挙げています。そうすることでその他の悪い習慣も改善していくとしています。また、「スイッチとなる習慣」をみつけることも大切と述べています。では一体どうやって無意識で行えるようになるのか、その点をいくつか自身が実践した内容も交えて簡単にご紹介していきます。"

 

良い習慣を身につけることで人生観が変わる

では実際に何を学べ、どのようなときに役立ったのかを以下にいくつか挙げていきたいと思います。
①一つの良い習慣を身に付けることで他の習慣も変わっていく
まずは核となる良い習慣を身に付けようというのが私の考えとなり、どうせ始めるのなら大きく変えた方が良いと考え、まず始めたのが「毎朝いつもより30分だけ早起きして20分ウォーキングを行う」ことでした。「朝が弱い」ため仕事にも不都合が出ていた私にとってはなによりもまず変えたい習慣であったためこれから取り組むことにしました。しかし、これに関してはハードルが高くウォーキングはおろか30分早く起きることもなかなか続きませんでした。そこで考えを改め、まずは継続していける程度までハードルを下げ、「毎朝10分だけ自分の興味のある勉強を行う」という方法へ切り替えました。すると、こちらは朝に10分だけ時間をとるという方法であり決して無理な早起きが必要ではなく、さらに自分の興味のあることのみに取り組むというルールにしたためほとんど無理なく行えるようになりました。すると、徐々に朝の起床時間が20分ほど早くなっていきました。最近では目覚ましがなくても起床時刻には目がスッキリと目が覚めるようになってきました。また、いつもの時間に起きるために寝る時間も意識するようになり以前よりも規則正しい生活リズムに自然と変わっていきました。おかげで毎朝の出勤も余裕を持って行けるようになり、そればかりか「その日のスケジュールを立てる」といった良い習慣も自然と生まれてきました。「毎朝10分だけ自分の興味のある勉強を行う」という習慣を始めただけで悪い習慣が改善し、良い習慣が自然と身に付いてきました。

②自信がつき、新しいことへの意欲が湧いてきた
今までは勉強はもちろん趣味などにおいても新しいことにチャレンジすることが苦手で初めてもすぐにやめてしまう典型的な三日坊主な私でしたが、自然と他のことにもチャレンジ精神が沸き上がってきました。また、何かをはじめるきっかけにそのことについてしっかりと整理してから望むようになりました。まずはハードルを低くし確実に続けられ無意識化で行えるようになることを考え徐々にできることを増やすなど物事に対しての自分なりの取り決めや目標とそれを実行するプランも明確になってきました。要は出来るということが判断しやすくなり新たな取り組みにも自信を持ってあたれるようになったと感じます。

③小さな習慣から人生観が変わるということを知った
自分の場合はまず「毎朝10分だけ自分の興味のある勉強を行う」という小さな習慣からスタートしてそこから悪い習慣が改善し、他の良い習慣が生まれ今の良い生活習慣や新しいことへの興味や意欲が湧いたことがより人生を充実させることへ繋がったと感じています。たった1つのことを変えるだけで自分では思いもしなかった考えや行動が行えるようになり、今まで直せなかった自分の短所も直せたということが自信になり、「習慣」をとおして物事への取り組み方や解決方法が見いだせるようになったと思います。そうなると今まで見向きもしなかったことが真新しく感じ、前向きに考えられるようになり日々の生活も楽しく感じられる機会が多くなったように思います。

 

今の自分のを変えた変えたい方や新しいことにチャレンジしたい方におすすめ

この書籍は以下の方におすすめです。
今の自分を変えたい人
根気よく続けられない三日坊主な人
新しいことにトライしたいが自信がない人


先ほども申した通り、私自身も自分ではダメなこととわかっていても直せない癖や習慣があり、新しいことにチャレンジすることが苦手で何事も三日坊主になってしまう飽き性でした。この本に出会って「習慣力」を知ることで自分の悪しき習慣がなぜ起こってしまっているのかがわかり、どう改善していけばよいのかがわかる糸口を教えて頂けたと思います。今の自分を変えたいと漠然と考えている方でもひょっとするとその原因が習慣に隠されていたことに気付けるかもしれません。

また、昔の私のように自分のダメなところを直したい・今の自分を変えたいと感じている方はぜひこの「習慣力」に目を向けてトライしてもらうことをおすすめしたいです。もちろん他の方法もあると思いますが、習慣を味方につけることが私自身はとても理にかなった方法で根本的な改善に繋がると個人的に感じました。私のように私生活の影響が仕事に悪い結果をもたらしていた方はもちろん、理想の体になりたい方ならば正しい食事や運動の習慣を身に付ける。貯金をしたい方ならば正しい節約方法を習慣化していくことやお金に対しての考えを変えていくなど「習慣力」はさまざまなジャンルに対しても一つのマインドとして通じるものがあると思われます。
少しでも変われたことに気付くとそれが自信になり次の新たなチャレンジへの意欲に繋がります。この本の著者である三浦さんも「あなたには、あなたの想定を遙かに超える可能性があるのです!」と最後に述べていらっしゃいます。私自身もとても勇気を頂いた言葉でそうやって自身も知らなかった「自分の可能性」に気付くことでさらに前向きに物事を考えられ今までとは違った視野を広げられたと思います。
私自身もこの本に出会ったことで少しずつ良い方向へ変われていると感じています。
ぜひ読んで頂きたいおすすめできる本です。今の自分を変えるヒントが書かれているかもしれませんよ。

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自分を変える習慣力 (Business Life 1)

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