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お金が貯まる人が捨てた37のこと 田口智隆

お金というのは所得が多ければ多い程、貯まっていくというものではありません。所得が多くてもそれ以上に支出が多ければ赤字となってしまいますし、反対に所得が少なくても支出を抑える事で黒字にすることが出来ます。

 所得が少なかったとしても、この本に書かれている37のことを実践するだけでお金を貯めていくことができます。内容としては大きく分けて3つです。1つ目はライフスタイルの事に関してですが、例えば老後は年金を貰う事が出来て当たり前だという考えを捨てることで、年金に頼らないで老後を暮らしていくにはどうすれば良いかを教えてくれます。今の20代や30代の人が会社を定年退職した後は、年金は貰えないかもしれないというニュースもやっているので、今のうちからこの本に書かれていることを実践しておくことが重要になってくるのではないかと思っています。

他にもギャンブルをするくらいなら、自分に対して投資をした方が意味のあるお金の使い方だということも書かれています。具体的な自分への投資方法についても教えてくれるので、ギャンブルだけでなく今まで無駄遣いが多かったと感じる人にとっては、今後の方向を示してくれるような内容になっています。

2つ目は仕事に関してのことです。やりたくもない仕事をしている人というのは、世の中に多くいると思います。ですが、やりたくないことを我慢してやっていても、いずれは限界が来て体を壊してしまうというような結果になってしまいます。それを防ぐ為にも、自分が好きだと思える仕事をやっていく事が大切だと書かれています。今、ブラック企業の事で騒がれていますが、そのような会社に勤めている人で自分の仕事に対して疑問を持っている人は思い切って転職をしてみるのも一つの手です。やりたくない仕事をだらだらと続けていても、時間はただ過ぎ去って行き勿体ないです。

3つ目は、人間関係についてです。会社の人や友人と意味のない飲み会を続けてしまえば、お金だけでなく時間も浪費してしまいます。先輩の誘いだから断れないという人もいると思いますが、そのような誘いの飲み会で何か得をしたことはあったのか?というような事を考えさせてくれます。他にも、後輩に対して食事を奢ってしまうことによって、お金がどんどん無くなっていき、結果として自分を苦しめるだけだということについても書かれています。

人間というのは少しでも気が緩んでしまえば、意味のない浪費をしてしまいがちです。この本を読むことで自分にも当てはまる部分が多々あると思いますので、お金を貯めたい人には向いている内容の本です。

日々の生活で無駄なお金を使っていることを自覚できる

私は会社員時代に役職が付いていたということもあり、部下に対して飲み代を出すのは当たり前だという考え方をしていました。ですが、部下が増えれば増えるほど、飲み代の費用というのは増えていく一方です。

そして、部下の飲み代を奢ることを辞めなかった私は、自分の給料だけでは足りなくなったので貯金を切り崩してまで奢るということを繰り返していました。そんな時に、書店でこの本を見つけました。本の中には後輩に対して奢ることを辞めようという内容が書かれていたので、私はすぐにその本を購入しました。

本の中では、後輩に対して飲み代を毎回奢るのではなく、特別な日にだけ奢ってあげようというような事が書かれていました。今まで当たり前に飲み代を奢っていた私ですが、この本を読んでからは部下に飲み代を奢ることは辞めました。ただ、本にも書かれているように特別な日には奢ってあげることにしました。特別な日というのは部下の誕生日です。部下の誕生日なら年1回だけですし、そのくらいなら私も貯金を崩さないで給料の中で奢る事が出来ます。また、特別な日にだけ奢ることによって、感謝をされるようになりました。

今までは奢られるのが当たり前だったせいか、ほとんどの部下から感謝されることはありませんでした。私としても、奢った時は感謝されたいですし、部下にとっても思い出に残るような出来事になってほしかったので、この方法を実践して正解でした。

他にも、仕事でストレスが溜まった私は、パチンコなどのギャンブルに手を出していたのですが、それも辞める事が出来ました。その本の中では意味のないことにお金を使うくらいなら、スポーツジムやマッサージにお金を使った方が自分の為にもなると書かれていました。それを参考にして、私が実践したことは温泉に入りに行くという事です。温泉に入る事で心身共にリフレッシュが出来ますし、パチンコに意味のないお金を使うくらいなら温泉代に使ってた方がマシだということが分かったからです。

私は年中仕事をしている事の方が多いせいか、仕事や人間関係において無駄なお金を使っていたという事がよく分かりました。本の最後でも言っていることですが、このようなビジネス本を読んだだけでは意味がありません。

本に書かれていることを一つでもいいから実践する事が大事だと言っています。その本に書かれていた、ギャンブルを辞める事と、奢ることを辞めるという2つの事だけに絞って実践したからこそ、役立つことが出来たのだと思っています。"


役職のついているビジネスパーソンにおすすめ

私のように仕事において役職がついている人は是非一度読んでみて下さい。自分ではそれが当たり前だと思っている人は特にです。私も結構な頑固者で、人の意見には耳を貸さない所がありましたが、この本を読んだことで視野が広がったように感じます。

また、ライフスタイルの所では主婦の人にとっても、共感できる部分があるような内容になっています。例えば、冷蔵庫の中身を捨てるという内容についてです。私の場合、家事関係は妻がやっているので、実践することはありませんでしたが、主婦の人からするとすぐに実践したくなるような内容だと思います。

私は今まで、給料が安いから貯金が出来ないんだと思っていた時期もありましたが、この本を読んだことでそれは大きな勘違いだという事にも気づかされました。世の中のサラリーマンのほとんどが、自分の給料に満足をしていない人が多いと思います。給料がもっと増えれば貯蓄が出来ると思っている人はこの本を一度読んでみて下さい。今までのその考え方が大きく変わるかもしれません。

この本を読んだ後は、先程も言った通りたった1つだけで良いですので実践してみて下さい。私はこの本の著者の最後の言葉を聞いた時に、今までに読んだ数々のビジネス本が役に立たなかった理由が分かりました。読んだだけで満足してしまった自分がいたということです。それを知ることが出来て本当に良かったです。これからビジネス本を読む時は、実践を取り入れるという事が大切だと理解出来ました。

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お金が貯まる人が捨てた37のこと

お金が貯まる人が捨てた37のこと