ビジネス書籍ユーザーレビュー

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頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書 吉見夏実

著者の吉見夏実さんはクラウドソーシングサービス「ランサーズ」利用4ヶ月で月収20万を達成し、現在は講師としても活躍するクラウドソーシング会の有名人です。本作は吉見さんが経験し、講師をする中で多くの人にWebライターがぶつかっている壁を分析し、解決策を記述した実用書です。

近年仕事をネットワーク経由で外注する企業や個人が増え、在宅ワークも珍しいものではなくなっています。仕事を依頼したい人と受けたい人を結びつけるサービスがクラウドソーシングであり、ネット経由で仕事を完結させられることからも人気になっています。

 一方で、選択肢があまりにも多く、やれる事も多すぎて稼げる前に挫折してしまう人も多いのです。また、実力はあるのに低単価で苦しむ人も多くいます。実力があっても正当な評価を受けられずに、単価を低く受けてしまう人もいます。また、交渉ごとに疎く、NOが言えない人もいます。

ポイントになるにはそういった稼ぎ方は誰も教えてくれないことです。成功している人などに質問をすれば教えてくれる事はあります。サロンなどに参加し、積極的に質問をすることで学べることもあります。しかし、実践するための知識として公開する人は少なく、手に取り辛い内容になっていることが多いのです。

本書は稼げない人が稼ぐために必要なスキルを身につける方法や、業務の改善方法を具体例を挙げながら網羅的に説明しているのが特徴です。吉見さんが実践したテクニックや実際に利用した文面なども登場するため、現場の感覚を知りながら学べるのも大きな武器です。自分の労働力をお金に換算するためのコツなども触れられているため、ゼロからWebライターを始めたい人にも親しみやすいようになっています。

注目したいのは、クラウドソーシングを利用するメリットだけでなく、デメリットにも触れられている点です。Webライターとして仕事をするのであれば、様々なメディアや媒体と直接契約をする事も視野に入ります。ただし、直接契約では報酬の振込みや契約条件のコントロールなどなれない人には厳しい課題が存在するのも事実です。

大切なのはそういった課題と向き合う方法や解決策についても丁寧な言葉でまとめられていることです。大げさに誰かを傷つけるようなものではなく、あくまで事実にもとづいて述べられていて、非常に好感が持てるつくりになっています。また、技術論だけでなく、技術が無くてもお金を稼ぐ方法など、様々な角度から参考に出来るのが魅力です。


フリーランスのライターが誰でも応用できるテクニック

ポイントになるのが、吉見さんがクラウドソーシング界のトップランナーの一人であると言うことです。彼女自身が実践したテクニックやブランディング戦略などにも触れていて、フリーランスであれば誰でも応用できるような内容になっています。

特にプロフィールの構成方法やSNS、ブログなどを併用するメリットなどにも触れられていて、実際に営業に困っている人に指針を与えてくれます。媒体ごとにプロフィールの情報を分けるなど細かなテクニックにも触れられているのが非常に良かったです。実際に取り入れたいと思えるものが多いからです。

フリーランスで働くと言う事は、イメージを築くことが大切だと言うことでもあります。どのような言動や内容を発信すれば好感を得られるか、マイナス印象になるか似も触れられています。印象がよければ直接依頼が来る事もあるため大きなプラスです。逆にマイナスであれば早めに契約を切られる可能性があります。
価格交渉の仕方もかなり実践的な内容になっています。フリーランスの収入は価格交渉と条件交渉で決まる部分もあり、おろそかに出来ない部分です。しかも、価格は自分で上げていかないと収入が伸びないのです。価格交渉が下手で収入が確保できない人もいるため、実際にプロが行っている交渉術は非常に参考になります。自分自身が取り入れたいと思うような内容も多くありました。

トラブルを避けるための観察術などにも触れられています。クラウドソーシングは相手の顔を見ることが出来ず、事前情報無しで契約をすすめなければならないこともあります。もちろん相手に確認をとることもできますが、確認をすることで時間が浪費されることもあります。フリーランスにとっては時間=収入を確保する貴重なものだからです。
トラブルを避けるためには依頼内容や相手のプロフィールを読み込むなど、事前チェックが重要です。チェックに時間をかけることを忘れてしまうと、さらに大きなトラブルに巻き込まれてしまうことがあるからです。違和感があった場合はそれを放置しないことが大切になります。相手にさりげなく確認するためのテクニックなどにも触れられています。
何よりも大きかったのが、営業技術の実践情報まで踏み込まれていたことです。少しでも可能性を広げる方法があれば、記述していくスタイルであり、読者は自分にあったものを選べるようになっています。思考の柔軟性と視野の広さは見習うべきことが多く、とても参考になりました。


現状稼げていないWebライターやこれからライティングを始める方におすすめ

実際に稼げていないWebライターや、これからライティングを始めようと思っているライターの卵におすすめです。ただし、本書の言葉が重みを増してくるのは、実際にクラウドソーシングなどで稼いだ経験があるひとです。気持ちだけ先行しても実感がわき辛いため、入門を目指す人はまず小型の案件でも試してみるのがおすすめです。

また、営業力や時間のコントロール術で言えば、フリーランスを目指す全ての人におすすめできます。特にクライアントワークや単価交渉、条件交渉で不満を抱えやすい人におすすめです。セルフブランディングによる付加価値の仕方やアピールの仕方も重要な要素です。情報を出すのが下手なため、通常の単価よりも割安な条件で仕事を請けている人も多いからです。
単価だけでなく、工程数などにも触れられているのもポイントです。下請けなどの仕事をする場合も、契約に付帯する作業に見落としがあると生産性が落ちる原因になります。クライアントと認識のずれが生じる事も多く、しっかり確認したい点になります。確認がもれれば支払いが滞ってしまったり、評価が落ちるといったより大きなトラブルに発展する可能性もあります。

実際にクラウドソーシングで依頼をかけようとしているクライアントが読むのもおすすめです。これはどのような考え方でライターが仕事を請けているかがわかるからです。また、単価の相場も掴みやすくなります。相互に情報が不足しているからこそすれ違いが多くなりやすいのがクラウドソーシングだからです。
応用出来る範囲が広く、仕事や収入面で伸び悩んでいる人の助けになるのが魅力になっています。

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