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ビジネス書籍ユーザーレビュー

ビジネス関連書籍の紹介日記です

マンガでわかる!マッキンゼー式リーダー論 赤羽雄二

「マンガでわかる!マッキンゼー式リーダー論」は赤羽雄二著のビジネス書籍です。
ビシネス書は、文字ばかりで堅苦しくなりがちですが、こちらの本は、文字6・マンガ4くらいの割合で書かれており、普段、文字を読むことに抵抗がある人でも、難なく、気軽に読むことができます。

マッキンゼー・アンド・カンパニーから独立した作者が、リーダーシップ術をマンガを交えて、やさしく解説してくれます。マンガが入ることで、非常に読みやすく、文字が苦手な人でもわかりやくい構造になっています。

 主に、「信頼されるリーダーになるにはどうすればよいか?」が書かれています。主人公は今まで一社員(いわゆるプレーヤー)としては非常に優秀でしたが、ある日プロジェクトのリーダーを任されることになります。
しかし、集められたメンバーは、スキルはあるし、やる気もあるが、性格に難ありな部下や、やる気あるのスキル無し(またその逆も)な部下、スキルもやる気もない部下…メンバーからしてかなりの問題児ばかりでした。
当然、メンバーはお互いに信頼関係もなく、自分勝手に業務を行ってしまいます。そんなメンバーでプロジェクトはうまく進むはずもなく、リーダーである主人公は悩むばかり。いっそ、自分が全部やればいいのではないか…と思い始めます。

そんな時に、同僚から、マッキンゼーから独立したコンサルタントを紹介してもらい、アドバイスを受けながら徐々にチームを立て直し、プロジェクトを成功させる…というストーリーです。

プレーヤーからリーダーになると、自分の仕事をするだけではやっていけないなかなか難しいポジションです。プレーヤーは、上司の言った通りのことを遂行し、逸脱しない範囲で仕事をまとめることで、評価が上がっていきます。しかし、リーダーともなれば、自分の仕事に加え、部下を育て、チームとしてまとめていかなければなりません。そんなチームをプロデュースする方法が書かれています。


リーダーとしてしてチーム全体をプロデュースしてあげる

この本で軸となってくるリーダーの振る舞いは、「部下の話をしっかり良く聞く」ということです。
自分が上の教える立場になってくると、部下に対して「なぜこんなこともわからないのか?」と思うことが多くなってきます。
部下というものは、自分よりも「経験も少なく、知識も少ない」ものなのに、わかる前提で話をしてしまったり、時にはできないならもういいと無視をしてしまったりします。
せっかくやる気のある部下でも、これでは、育てることができません。

せっかくやる気があるので、まずは、部下ひとりひとりをよく分析し、個人にあった方法でプロデュースしてあげる…ということが重要になってきます。
この本の主人公も、最初は、部下のアイディアを聞いても「そんなの無理にきまっている」などといって、話をよく聞いていませんでした。話を聞かないということは、私は「拒絶」とイコールだと考えますので、信頼関係も構築されません。

信頼関係がないと部下も「この人のもとで働きたい」と思いませんので、やる気をなくしたり、チカラを発揮することもせず、仕事も淡々とこなすのみになります。そうなると、新しいことを覚えることもしませんから、スキルも上がらず、育たず、リーダーの仕事が増えるのみになっていきます。

それでは、リーダーとして「あの人なんにもできない」と評価も下がり、同時に部下は仕事できないヤツに成り下がり、結果、チームそのものの評価が下がってしまいます。
私自身も、つい部下を適当に扱ったりしがちでしたが、今後は話をしっかり聞き、質問には真摯に答えるようにしました。すると、向こうも心をひらいてくれるようになりますので、仕事も頼みやすく、またスムーズにいくようになりました。

リーダーと部下の信頼関係があってこそのチームであると思います。仕事は一人でなかなかできるものではありません。どうしたらできるようになるか、を考えてあげて、部下もリーダも働きやすい職場にしたいものです。


うまくいかない部下がいるチームリーダーに読んで欲しい本

チームのリーダーをやっていて、うまくいかない部下がひとりでもいる人に読んでもらいたいと思います。確かに、相手にやる気がないのかも知れません。しかし、その原因はチームリーダーにあるのかもしれないと思うからです。上司との信頼関係ひとつで部下の態度は変わります。「この上司のために働きたい」と思ってもらえれば、それはよいリーダーの元にいる部下ということになります。

あとは、ふだんから部下とあまりコミュニケーションがない…と思う人にも読んでもらいたいです。リーダーになると、今までと違い、周りをみたり、部下のミスの責任をとったりと、いろいろと苦労も増えると思います。なんとなく、仲が悪い…となるのも、結局は、「コミュニケーション不足」の場合が圧倒的に多いです。
相手をよく知らないから扱い方がわからない、という場合がほとんどだと思います。この本には、部下のタイプ別に扱い方が書いてあります。部下が育つと、自分の仕事が楽になるのは間違いないです。ぜひ、苦手な部下を攻略するという気持ちで読んでもらいたいと思います。

 

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マンガでわかる! マッキンゼー式 リーダー論

マンガでわかる! マッキンゼー式 リーダー論