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ビジネス書籍紹介日記

ビジネス関連書籍の紹介日記です

儲けたいなら科学なんじゃないの?堀江貴文 成毛眞

ホリエモンこと堀江貴文氏と元日本マイクロソフトの代表取締役社長成毛眞氏が、サイエンスをビジネスにする話をしています。専門用語が頻繁に出てきますがネットで検索すればわかるので、サイエンスに馴染みがない方はサイエンスを知るいいきっかけになります。

堀江さんがロケットに力をいれているのは、その後の事業展開を見越して安いロケットを作ろうとしているからとわかりました。
誰もがロケットで宇宙に行けるようになれば、おもしろいことや想像できないことは誰かがやってくれる、と堀江氏はこのような視点で事業を行っていることに驚きました。

 良く言えば大きな視野で悪く言えばアバウトに、ザックリと枠組みをつくることが事業家の視点なのかと学べます。仕事を次々与えられる立場にいると気が付けない視点だと思います。最初に宇宙に行ったのはアメリカは猿で、ロシアは犬、日本人では宇宙飛行士ではない秋山さんという指摘は、ハッとしました。

日本は技術大国であるにもかかわらずiPhoneを作れなかった理由を、堀江氏と成毛氏は日本は技術大国であるがゆえにiPhoneを作れなかったと述べています。技術者は最高の技術を駆使した最高のものを作りたいとどうしても考えてしまうのですが、ユーザーや消費者が求めているのは最高の技術の最高品質のものではないケースが多く、iPhoneはアプリケーションをほとんど持たずに開発を外部に委ねたことで大ヒットしたと分析しています。
日本ではガラケーがそうですがあらゆる場面を想定してどんな場面でも対応できるように不必要な機能を入れ過ぎてしまうことで、それ以上のものにはならない。それがiPhoneを作れない最大の理由だとしています。炭水化物と肉の関係性の指摘もおもしろいです。

堀江氏は炭水化物は体に悪いとしてほとんど食べていないそうです。成毛氏は、ヨーロッパは最良の穀物である米が気候で作ることができなかった為に小麦を植えた、小麦は土地を痛めるので休耕期に牧草を植え動物を家畜化し他ので肉食となったと、述べています。このような話を知ることができる本です。

堀江氏と成毛氏の視座や思考取り入れる

専門的なことを深く掘り下げている本ではなく、堀江氏と成毛氏の広い見聞からざっくばらんなトークからビジネスのアイディアのきっかけになるものを見つけるような本です。
書かれていることをすでに知っている方には全く参考にならないとは思いますが、知らなかった情報や知識をワードとしてインプットするのに適しています。堀江氏と成毛氏ほどの実績を残すにはどういう視野で物事を捉えてどんなことを考えているのかを知る機会はほぼありません。

実際に会うことはまず不可能は2人の頭の中や会話の仕方などを学べるの貴重な本です。堀江氏と成毛氏のような方はおそらくは若い頃から今とそう変わっていないのだろうと推測します。今のポジションに行き着いたからこそこの本のような視野や会話が可能になったのではなく、以前から小さい頃から今と変わっていなかったのではないでしょうか。もしそうだとすれば、どうしたら2人のような実績を残せて今のポジションに行き着いたのか、そのヒントがこの本に集約されているとも言えます。

堀江氏は特に小さいことをコツコツと積み上げてその後の発展に繋げていくといういわゆる古来からの日本的な考え方に異を唱えて、やりたいことはすぐにやればいい、嫌なことはやめればいいと一貫したスタンスから発言や行動をされています。成毛氏はどちらかというと堀江氏とは違うスタンスのようですが、広い視野で多角的に考えてあらゆることを関連づけて考える思考はやはり共通しています。

そして2人ともとにかくいろいろなことを知っている。日常的に、勉強というより情報をインプットすることに長けているのでしょう。

これらのことは、どのようなビジネスをやっていても応用可能で活かせます。2人の視野や思考を取り入れることで、今の自分の状況を変えるきっかけになるようなヒントが多い本です。難しい本ではなくて話がおもしろいので、数時間あれば読み終えてしまいます。一度読み終えて疑問が残ったらまた気軽に読み返せる、そんな本です。

現状を打破してステップアップしたい方におすすめ

堀江氏も成毛氏の本なのでビジネスに活かしたい方はもちろんですが、現状に行き詰まっている方、壁にぶち当たって悩んでいる方など、現状を打破してステップアップ方におすすめです。

うまくいかないと、問題を目前にして悩んで考え込んでしまいますが、そんなときこそ問題から距離を取り視野を広くして、別な視点から捉え直したり、他の分野との関連を探る。この解決方法はどんなことにも適用します。

堀江氏が指摘する通りに、サイエンスというワードに対しての拒絶感はどうしてか、いつからそうなったのか、確かに身に覚えがあります。サイエンスは難しそうとか関係ない分野だと決めつけていたことを知るきっかけにもなりました。

新しいサイエンスこそ最大のビジネスチャンスでもあるので、今後に活かしていきたいと思います。新たなビジネスを模索している方は、サイエンスの分野から発想すると成功の確率が高まるとのことです。まずはネットでWIREDをチェックすることから始めると良さそうです。

tomolog.hatenadiary.jp

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