ビジネス書籍ユーザーレビュー

ビジネス関連書籍の紹介日記です

成功のコンセプト 三木谷浩史

楽天の社長である三木谷社長によって書かれた本です。本の内容は5つのビジネスが成功するコンセンプトが章立てに紹介されており楽天という会社が発足した裏話やこのようにしてこのような結果を得たというものが論理的に簡潔に書かれていています。

また、ビジネスの基礎や忘れさられやすいけど重要なキーポイントがあちこちに書き込まれているビジネス書です。

 もともと3人で始め秋葉原で購入したパソコンから始めたビジネスがいまやほとんどの人に認識される会社へと成長したのには大金を投じて大規模に始めたのではなく、1人1人の努力や泥臭い営業によって気づかれたことが証明されるような本でした。

楽天市場を始めたばかりのときは出店者数が10店にも及ばず、決して今のような巨大市場ではなかったことが綴られています。

発足のさい地道に小さなものから作り上げてきたことを他社の発足や投資などと比較しながら書かれているので、楽天オリジナルのビジネスの築き方がかいま見えます。

会社設立の前でなく今後の展望についても書かれていてこれから楽天がどのように変わっていくのだろうと面白みを持ちながら読むことができるのであっという間に読み終えてしまいます。

三木谷社長が海外出張した際の時間の使い方などが例としてあげられている場面も多くビジネスマンとしての熱意や欲望を感じることができます。その一方で三木谷社長の私生活や私情について触れられる場面はなく完全なビジネス書だと言えます。

また、現代に多いビジネスマンの特徴と三木谷社長の違いについても述べられていて小さな違いや努力が大きな結果的な違いを残すことについても述べられていて内容は起業する人だけではな全てのビジネスマンにふさわしいと言えます。

入社したばかりのビジネスマン、入社数十のビジネスマンなど全てのビジネスマンに営業を始めとする大事なコンセンプトが書かれています。またコンセプトは5つのため非常にシンプルに志すことができます。

楽天での成功のコンセプトを学べる

この本のなかで紹介される5つのコンゼプトは非常に当たり前のものだと読んでいて感じるものばかりでした。しかし実際に働いてる時その全てが意識できている、達成されている瞬間はないのではないかとふと気がつかされました。

実際働いている時には目先の仕事をこなすことで精一杯になり頭のなかでこなせ!こなせ!と唱えてしまっている時を思い出させられました。

仕事中に当たり前を実現することの難しさを再確認させられた、そのような瞬間でした。またこの本を読んでから仕事前に自分の与えられた仕事が何のため、誰のためになるのか考えるようになりました。

また、たとえ与えられた仕事でさえも求められることの上を目指せるようになりました。決して簡単にそう思える時ばかりではないですが1人のビジネスマンが巨大な会社を築き、国内ではほとんどの人が知る会社に成長させたことを考えると自分自身にやる気がみなぎるような気がしました。

たとえ巨大な会社でも顧客の笑顔をみることに仕事をしている三木谷社長に新鮮ささえ感じました。そのような情景が浮かぶような例が挙げられていました。その例とはあまり売れない、跡継ぎもいないお米やさんが楽天市場に出店したことによって売り上げも上がり跡継ぎも見つかったというエピソードです。三木谷社長も述べられたように全てのビジネスがハッピーエンディングではありません。

しかし、私は少しでの自分の仕事でそのような人が増やせたらいいなと考えるきっかけになりました。また楽天のシステムでは出店者本人がお客様の声に応えることになっています。

私は楽天社員の労力削減が目的なのかもと思いましたが、三木谷社長は出店者本人が応えることでより相手の心がわかりやすい商売になると言っていてオンラインショッピングの意外性を感じるとともに顔の見える営業にも通じる考えだと思いました。それ以降辛い時もこうしたらお客様はどうなんだろうと自分から問題意識を持って取り組めています。

 すべての人が楽しく読めるビジネス書

全ての人に勧められる本だと言えます。まだ正社員としては働いていない学生にもビジネスの辛さ、おもしろさや社会人の社会への貢献が感じられます。

一方、新卒のビジネスマンには模範的なビジネスマンとしての意識が学べ、自分はお金の為ではなく人のため世のために働いてるのだと時間できるはずです。

長年働いてきて多くの仕事を経験したことのあるビジネスマンにとっても、もう一度仕事への意識を見直せるチャンスとなり、仕事が新鮮に感じてくるはずです。

このように全ての人が様々な角度からビジネスというものについて基本からもう一度学べます。そしてこの基本が何よりも大切な知識であることに気づかされるはずです。このように全ての人が楽しく読めるビジネス書はなかなかないものだと思います。

www.nikkei.com

成功のコンセプト (幻冬舎文庫)

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