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ビジネス書籍ユーザーレビュー

ビジネス関連書籍の紹介日記です

一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 小川晋平 俣野成敏

この本は、デイトレーダーやITベンチャー企業でSE経験のある起業家である小川晋平氏と、シチズン時計で33歳には最年少役員として抜擢され、40歳には最年少で上級顧問となるなどの華々しい経験の持ち主である起業家の俣野成敏氏の共著書です。

元会社員としての経験をお持ちで起業家となったお二人がこの本で伝えていることは、就職して会社にしがみつくだけのサラリーマンから仕事のできるビジネスマンへ変わるための方法です。

多くの章立てがされている書籍のため、一見するとハウツー本のように見えますが、書かれていることは一般的なサラリーマンから起業家精神を持つ意識の高いビジネスマンに変わるために日々の習慣を変え、その結果行動を変えようというものです。

私たちの多くが、何気ない習慣を持っています。

習慣の利点は何かをしようと意識しなくても行動できることにあります。
そのため、習慣が私たち自身をどんな未来へつなげてくれているのかを意識しないことになります。
その結果、流されるような生活スタイルが定着してしまい、気づいたときには後悔と諦めの日々になってしまいがちです。

そういった影響は、華々しい経験をされているお二人ですら同じであり、それをいかにして回避・変化をさせていくかができるビジネスマンになるための課題となります。

起業家精神のあるお二人は非常に現実主義者で、思うだけ、考えるだけといった意識を変えるだけでなんとかなるという考え方を一切していません。

そのため、やる気や頑張るといった抽象的なものはもちろんのこと、才能や運といった自分で変えようのない事柄について触れることはなく、明日から誰でもできる行動の変え方を書いています。

また変え方についても今までの常識を批判したり通説に反対したりは一切せず、できるビジネスマンになるために必要な行動について明確に書かれていますので、読み手としては受け入れやすく、読了後自分のできることから変えてみようと前向きになる書籍です。

 習慣を変えることで視点や行動を変える

この本が教えてくれるのは、一般的なサラリーマンと優れたサラリーマンの違いです。
一般的なサラリーマンは職を得て、給料をもらい、生活することが目的です。
こういった一般的なサラリーマンの問題点は、常識や通説、制度や慣習で行動するクセがついてしまうことです。
このようなクセがついてしまうと、その会社で自分ができることや、入社前にやりたかったことがおざなりになり、日々業務をこなして給料をもらうことが仕事をする目的になっていきます。

優れたビジネスマンの目的は自分のできることを昨日よりうまくやる工夫と、昨日できなかったことを今日できるようにしていくことです。
そのために必要なのが、この本で紹介している習慣を変える方法です。

優れたビジネスマンは自分のビジネス特性を知っているのはもちろんのこと、自分自身の性格や個性のについても理解しようと努力をしていて、その特性をビジネスに合わせようと努力します。

その結果、その分野においてプロフェッショナルとなる日常の習慣が出来上がります。
その習慣の積み重なり、気づいた時には圧倒的な差となって現れます。
つまり、この版が教えてくれるのは、優れたビジネスマンと一般的なサラリーマンの違いは日々の習慣という時間の使い方を変えることで、これまでの惰性的な生活を変えられるということです。

また読んで驚いたのが、お二人の会社員時代の行動についてです。
それらはまるで自分の会社を経営している経営者のような考え方だったからです。
ほとんどの人はその立場になったら勉強すれば良いと考えたり、経験しながら学べば良いと考えがちですが、今いる立場で変えられる事から変えていくという視点を忘れないために習慣の力を利用することができると気づけました。

人と同じ仕事をする場合でも、起業家精神や経営者のような考え方をしながら行う場合と従業員として言われたことをただやるだけという習慣の違いが現実にいくつもの会社を起業し、経営できるスキルにつながることは、日々の仕事への向き合い方を変えてくれました。

管理職の立場にない会社員の方々におすすめ

この本は起業家のお二人が書いているものですので、起業を目指している方や会社での地位を高めていきたい方向けだと思われるかもしれませんが、管理職の立場にない会社員の方々に特におすすめです。

日々淡々と業務をこなしていると、上司からの無理難題や、やりがいの喪失感に苦しめられることがあります。
会社からの評価、上司からの評価は日々変わっていきます。
昨日まで高い評価をされてきたはずなのに、何らかの理由で突然評価を下げられることは多々あります。
そんな時にも、日々の習慣をしっかり整えておけば、自分の行動に一貫した目的や目標を持っていることで、自分を見失わずに日々の業務を行うことができるようになるからです。

また、習慣が整い出すと日々の生活や仕事で意識するポイントが変わるため、自分にとって大事な価値観に気づくことにつながり、新たな働き方や将来の起業を視野に入れて行動ができるようになるため、日々の閉そく感から抜け出すための原動力にもなりますので、管理職の立場にない会社員の方々におすすめします。

www.lifehacker.jp

一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 一流のこだわりシリーズ

一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか? 一流のこだわりシリーズ

  • 作者: 小川晋平,俣野成敏
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2015/06/25
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