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ビジネス書籍ユーザーレビュー

ビジネス関連書籍の紹介日記です

投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 けむ。 

ブログライターのけむ。さんによって書かれた本です。このけむ。さんという人物を軽く紹介すると、株式投資の世界に入る以前はどこかのメーカーでご活躍されていたそうで、その後、パチプロの世界に入り、年収1千万円前後というという偉業を成し遂げましたが、その生活に生き甲斐を感じず、株式投資の世界に入ることになったそうです。そして、株式投資の世界で稼ぎ、ブログも人気になったことで執筆を依頼され、この本が製作されたということです。

この本は主に株式投資のノウハウが書かれた本です。けむ。さんの投資手法については、人々が売り買いするための気配値というその株の買いたい値段や枚数が書かれた板と呼ばれる盤面を利用して株式取引する方法です。また、その板と一緒に歩み値と呼ばれる盤面も利用します。

 板と歩み値を利用したトレード(この本では板読みトレードと呼んでいる)は、その株価の時にどういう類の人(個人投資家、大口の機関など)が売買しているのか分析して、その売買で人々がどういった反応をするのかを利用して売買する手法です。つまり、人々の心理を利用した取引です。

また、この本では、なぜこのような手法を利用し始めたかの説明も載っています。わたしたちが株式投資を始めたい時や株式取引が上手くいかないなと思った時には、一度この本を読むことをお勧めします。

後半部分には投資手法がメインに書かれていますが、前半部分から後半部分も含め、株式投資において大切なことが書かれています。その内容とは取引に一貫性を持たせることです。根拠のない自信や取引の無意味さ、利益がマイナスになった時になぜロスカットするのかなど、この本を通して根拠を突き詰めることの大切さを力説しています。

また、誰にでも利用しやすくしている点が値段設定です。ある程度の資産になってしまったら自分である程度株価を操作できてしまいます。そういった時のお金のいれ方、注意すべき点などの細かい点にも言及しています。

感情に流されずにむしろ感情を利用した株式取引が学べる

一つ目に感情に流されて取引せず、論理に基づいたルール(確率的に高い手法などもあり)に則って取引することです。この本では、初心者がたまたま儲かってしまったケースや焦った損切りをしてはいけない理由などを書いています。実際株式売買をしていると分かるのですが、チャートや板だけを見ているといきなり上がってきたり、下がってきたりなど不可解な動きをすることがあります。その動きは誰かが無理やり操作していたり、個人投資が楽観的、もしくは悲観的になったりするなど様々です。

たまたまいい動きに乗れたからといって、次にまたその動きに乗れるとは限りません。取引の中で勝っている人たちは5パーセントと言われています。その勝っている人たちは、一回一回の取引で一喜一憂しません。周りに流されていては、その5パーセントには入れないでしょう。なぜ勝てないか、もしくは最初は勝っていたのになぜ今は負けているかというと、取引に一貫性がなく、感情に押されて取引してしまっているからということです。そういった勝ちへのこだわりよりもプロセスを重視するというところが、この本を読んでいてとても役立ったなと思いました。

二つ目は、心理を利用したデイトレード術についてです。そこまで情報としては多くないように思いましたが、見せ板や歩み値を利用した手法についていくつか学びました。具体的に言うと、板や歩み値の基本的な見方から始まり、寄り付き前の成り行き注文の数を見た時の人々の心理、両立てを利用した小技まで目からウロコの手法を知ることができました。こういった手法をそのまま利用するのではなく、しっかり筋が通っているか分析した上で利用しなければいけないと思いました.

またこの手法からオリジナルの手法へと仕立て上げて実際の取引で通用するのかも試してみなければいけないんだろうなと思いました。。そして、常々主観的にならないように自分の取引を見直すといった機会を設けることも大切なんだなと思いました。


株式投資をして上手くいってない人におすすめ

この本は株式投資をしている人、これからしようと思っている人、また株式投資をしていない人にも役立つ本だと思いました。まず株式投資をしている人にとっては、独自の手法が上手くいかなかったり、結果に満足していなかったりする人がどうして上手くいかないかを見直すために役立つからです。疑問点を考えもせず、ただ闇雲に突き進むほど無謀なことはないので、ぜひ読んでほしいと思います。これからしようと思っている人にとっては、どんな投資手法にしようか悩んでいる時、また株式投資で転んだ時にどうやって立ち直るかのバイブル的な本になると思います。自分の手法を模索していく上で欠かせない一冊となるでしょう。最後に株式投資をしていない人にとってです。この本は、すべての物事を感情的にではなく根拠を持って行え、ということを教えてくれる本です。もしも人生でなにかに迷った時や、もう少しで上手くいきそうだなと思った時に、ふとこの本を読んでいただければ、良いアイデアが浮かんでんでくると思うのでぜひ読んでほしいです。

toushi-kyokasho.com

投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 ?「5%」であり続けるための考え方? Modern Alchemists Series No. 89

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