ビジネス書籍ユーザーレビュー

ビジネス関連書籍の紹介日記です

こうして、思考は現実になる パム・グラウト

「思考は現実化する」という言葉は最近よく目にするようになりました。様々な関連書籍が発売されていますが、この本は読者が読み進めながら実際に体験することを目的とした内容です。他者の体験談をもとに構成された内容は多く目にしますが、本書は読者が実際に体験できるように〝実験〟と題した課題が組み込まれた実践本です。

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これからの強化学習 牧野貴樹 澁谷長史他

この本は、”強化学習”について書かれた本です。強化学習というのは意外と歴史は古いようですが一般にはあまり馴染みがありませんでした。ところが最近のAIの発達により非常に注目を集めるようになった手法です。昔のAtariのゲームやパックマンをAIが学習して自身で考え攻略することに成功したということもありましたが、やはり一躍世界に強化学習の名を轟かせたのは、やはり囲碁のAlphaGoの登場でしょう。

囲碁においてGoogle傘下のDeep Mind社が開発したAlphaGoが、当時世界最強の囲碁棋士と言われたイ・セドル氏やカケツ氏などを破って世界を驚かせたのは誰でも知っているでしょうが、そのアルゴリズムに使われていたのが強化学習でした。

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イヌが教えるお金持ちになるための知恵 ボード シェーファー

著者のボード・シェーファーは1960年ドイツ・ケルンの生まれで、経営・資産形成コンサルタントをしています。
16歳で渡米し、20歳で最初の会社を設立、26歳のとき多額の借金をかかえて倒産しましたが、30歳で借金を完済し、経営コンサルタントとして成功を収めました。特にお金と資産形成に関する本の著者としても人気があります。

 この本のあらすじや内容は下記のような感じです。
主人公は、犬が大好きな、どこにでもいる普通の12歳の少女キーラ。
キーラの両親は住宅ローンを抱えていて、生活費のやり繰りにいつも苦労しています。
そのことで両親の夫婦げんかが絶えず、キーラはうんざりしています。

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図解 お金持ちの教科書 加谷珪一

著者の加谷珪一氏は東北大学卒業後、日経BP社に記者として入社。
企業のオーナー社長やファンド出資者(個人投資家)など、数多くの超富裕層とじかに接しており、2000年、独立してコンサルティング会社を設立しました。
企業に対する経営コンサルティング、資産運用アドバイスなどを行うほか、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務も行っています。
現在は、ビジネス・マネー・経済・政治など多方面の分野での執筆活動も積極的に行っています。
お金持ちの行動分析から成功パターンを導き出し、自らも実践して億単位の資産を運用する個人投資家になっています。

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半径5メートルの野望 完全版 はあちゅう

この本では、著者であり人気ブロガーとしても活躍しているはあちゅうさんが、自身を含め、多くの若い世代が、自分の身の回りの「半径5メートル」圏内の日常にしか興味がないこと、そうだとしても、自らその小さな世界を充実させていくことが大事であると指摘しています。

そして、自らその小さな世界を充実させていく具体的な方法として、「ネットなどで自分の関心ごとを発信していくこと」を挙げています。自分と他人であったり、他人同士のそれぞれの日常が交わり合えば、結果的にみんなの視野が広がり、世界はより良い方向に変わっていく。隣の人の半径5メートルと自分の半径5メートルを融合させていくことで、自分の世界をどんどん広げていくことができる。

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マイナス金利政策 3次元金融緩和の効果と限界 岩田一政・左三川郁子・日本経済研究センター

この本は2016年8月に出版された本で、著者のなかには2003年から2008年まで日本銀行副総裁を務めた経歴を持つ岩田一政氏も含まれています。
この本は、2016年2月に日本銀行が導入したマイナス金利政策に対する評価を軸として、そのメリットとデメリットが述べられています。メリットとは、長期金利を引き下げることが、市場金利の引き下げにつながり、金利低下の効果によって資産価格を高め、さらにはポートフォリオ・リバランスを促すことによって為替レートを円安に誘導させる効果を持つと指摘しています。

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30代でも定年後でも、ほったらかしで3000万円! 投資信託はこうして買いなさい 中野晴啓

本書は、2014年にセゾン投信株式会社の中野晴啓(なかのはるひろ)氏により書かれたものである。著者の中野氏は、2006年にセゾン投信(株)を立ち上げ、2本の長期投資型ファンドを設立した。
両ファンドの特徴は、販売会社を介さない資産形成世代に直接販売を行うものである。
中野氏は、両ファンドの運営のかたわらで、全国各地で講演やセミナーを行うとともに、本書以外にも多数の本を出版している。

これらの主な、目的は、現在の多くの日本の投資信託とは異なる、積立型の長期投資への理解を深めるることで、投資信託本来のあり方を訴えるものである。

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プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中「決まる!」7つの交渉術 藤井一郎

交渉術についてのロングセラー本。日本トップクラスの成約数を誇る、M&Aアドバイザーが書いた今日から使える「ビジネス交渉」の極意と技法を7章構成で解説している本です。
グローバル展開が加速されている中、英語を公用語とする日本企業も増えてきています。しかし、グローバルに事業展開していくには、語学力だけでは不十分です。
今後のビジネス界で生きていくためには「交渉スキル」がますます重要になってくるでしょう。
しかしながら、多くのビジネスパーソンが交渉スキルの重要性を認識しているにもかかわらず、誰も交渉について教えてくれる人がいないのが現状です。

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ザ・コピーライティング―心の琴線にふれる言葉の法則 ジョン・ケープルズ

今回ご紹介するのは、「ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則」(ダイヤモンド社:ジョン・ケープルズ著 神田昌典 監訳)です。

本書は、58年もの間コピーライターとしての仕事に専念し続けたジョン・ケープルズの集大成とも言える、広告・コピーについての解説本です。

アメリカでもはや伝説的コピーライターとして名を残しているケープルズがこだわった、「科学的広告」。

それは広告の「費用対効果が最大限発揮される」ためのあらゆる要素をテストし、結果を積み重ねることで、「科学的に効果の証明される広告」とはどのようなものかを徹底的に検証し、実証してゆくというスタイルのものでした。

広告のステップを
1.ターゲットの注意をひく
2.ターゲットの関心を保つ
3.ターゲットに行動を起こさせる

と3つの段階に分けて捉えた上で、テスト→テストを踏まえた企画→それをテストとして新しい企画…と何度も繰り返し、トライアル&エラーの中で「現代にも通じる効果的な広告法」を作り上げていったのです。

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世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある シンシア スミス

私達は朝から晩まで電化製品にかこまれて、おいしい水を飲みお金を払えば、好きなものを食べられる便利な生活をおくっています。しかし、そんな生活が出来るのは、世界でも少数派なのです。
実は世界人口の90%を占める人々が、電化製品やサービスに縁がないことはあまり知られていません。私達は自分の生活している環境を基準にして、物を考えてしまいがちです。

しかし、世界は広く、環境は多様なのです。綺麗な水が飲めない人々や、暗くて狭い家しかない人々のほうが、実は多いという事実には驚くかもしれません。
そんな人々に、私達はなにができるのでしょう。

何かできることがあるでしょうか。日本は恵まれた環境ではありますが、個人的にみても企業として考えても、余分なお金が有り余っているというわけではありません。

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