ビジネス書籍ユーザーレビュー

ビジネス関連書籍の紹介日記です

世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある シンシア スミス

私達は朝から晩まで電化製品にかこまれて、おいしい水を飲みお金を払えば、好きなものを食べられる便利な生活をおくっています。しかし、そんな生活が出来るのは、世界でも少数派なのです。
実は世界人口の90%を占める人々が、電化製品やサービスに縁がないことはあまり知られていません。私達は自分の生活している環境を基準にして、物を考えてしまいがちです。

しかし、世界は広く、環境は多様なのです。綺麗な水が飲めない人々や、暗くて狭い家しかない人々のほうが、実は多いという事実には驚くかもしれません。
そんな人々に、私達はなにができるのでしょう。

何かできることがあるでしょうか。日本は恵まれた環境ではありますが、個人的にみても企業として考えても、余分なお金が有り余っているというわけではありません。

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できる人の脳が冴える30の習慣 米山公啓

毎日が忙しいビジネスマンが、日常生活のちょっとした工夫や行動で「脳を活性化」させ、リフレッシュする方法がまとめられた本です。文字も大きく、重要なところはラインが引かれているので、ちょっとした気分転換に簡単に読めます。
ここでは、脳を活性化させ、頭をスッキリさせることで仕事効率をアップさせる方法やアイディアがたくさん紹介されています。

脳を活性化させるのに大切な習慣を本書では2つあげています。
一つは「慣れた習慣」です。慣れた習慣や行動は、脳の中に神経回路がほとんどできあがった状態にあります。「ほとんど」というのは、どんなに同じ事を繰り返しても、そのたびに神経回路が少しずつ書き換えられ、脳が効率よく働けるよう常に変化しているからです。

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どんなにバカな上司の下でも成長できる仕事術 緒方健介

新卒で会社に入った時。もしくは、派遣などでさまざまな会社に勤めている時。
会社の中で、「上司」という存在は部下を教え育て導いてゆくものだ。と思っているのではないでしょうか。

しかし、良い上司にめぐりあう事もあれば相性の悪い上司にあたってしまうこともあります。この上司の下で働きたい。と望んだとしても、部下が上司を指名し選ぶことはできません。どちらかといえば、相性の悪い上司に辛い思いをさせられている人は多いのかもしれません。

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心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 有田隆也

著者の有田隆也さんは、名古屋大学教授です。情報工学の分野の方のようで、この立場から特にヒトの心の発生・起源やその後の進化、認知科学などについて長年の研究をされているという方です。
タイトルにある通り、”人工生命”に関する本で、この分野は日本語の書籍はそれほど多くはありません。人工生命は非常にワクワクするような知的好奇心をとても刺激される分野であるにも関わらず、期待しているほど本は多くないというのが現状です。

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ダン・S・ケネディの世界一シビアな「社長力」養成講座 ダン・ケネディ

ダイレクトレスポンスマーケティングを学んでいる人であればよくご存知の「ダイレクト出版」から出されている本書は、DRMの権威であり、超一流のマーケターであるダン・ケネディの著作です。もちろん、ダン・ケネディといえば、マーケティングコンサルタントとして、あるいはコピーライティング関連の著作などでよく知られていますが、本書はそういったダン・ケネディの本流の仕事とはまた違った色の作品です。

『世界一シビアな「社長力」養成講座』と銘打たれた本書は、主にスモールビジネスの経営者向けに書かれた本ですが、内容はそこで働く従業員にも、経営者自身にも非常にシビアものです。

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グズをなおせば人生はうまくいく―ついつい”先のばし”する損な人たち 斎藤茂太

グズだと自覚してる方は思いの外多い傾向にあると精神科医である筆者はいいます。ちなみに辞書をひくと、はきはきしないで動作や決断が鈍いこと。また、そのような人やさまを表現する言葉とあります。しかし、グズにも様々なタイプがあり、悩みも症状も十人十色、皆バラバラで違います。筆者はこのグズというものについて多方向からアプローチを図り、アドバイスを4章にまとめて書いています。

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私の履歴書 経済人 1 日本経済新聞社

日本経済新聞社で連載されている、財界をはじめとする各界著名人のひととなり、幼少期などのエピソードから、下積み、苦労、激動の中を仕事を通じてやりぬいた時期、成功へのあらゆるエピソードをつづっている名物コーナー「私の履歴書」。長年続くコーナーですが、その中でも初期の好評連載の著名人たちのものだけをまとめた1冊です。

「経済人1」とありますが、実はさまざまな分野人物に分かれて、このコーナーをまとめた書籍が出版されているシリーズものです。

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稲盛和夫の実学-経営と会計 稲盛和夫

京セラの創業者である稲盛和夫氏が、自身の経営哲学をベースに確立した「会計の原則」を解説した本です。それには七つの原則があります。

①キャッシュベースで経営する
売掛金が在庫が増加すればお金はそこに吸い取られる、借入金を返済すればお金が消えてしまう。「儲かったお金がどういう形でどこに存在するのか」、このことに意識を向け、儲かったお金を把握する経営をすることが大切です。

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不発弾 相場英雄

この本は金融小説という形態をとっています。しかし、フィクションとノンフィクションが同居しており、ただの小説ではなく金融本と言える本です。
登場する企業や人物、ストーリーは、金融業界に詳しい作者の取材をベースにして書かれています。そして、本に登場する企業や人物は、すべて名前が伏せられているが、誰をモデルにしているのかは、読者が推察すればわかるようになっています。
現在の日本が抱えている企業の問題点、金融の闇をわかりやすく小説という形態にして解説したような本なのです。

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有名企業からの脱出 あなたの仕事人生が〝手遅れ〟になる前に 冨山 和彦

同書は1~6章に分かれ、それぞれに本文とそれに関連する著者独自視点からのコラムが38個も付帯しているという構成である。

著者はこの本で、昨今日本の大企業が直面してるコンプライアンス問題やM&Aでの失策などが企業の共同体意識によってもたらされていることを指摘している。その意味で同書のメインとなるのは冒頭の1~2章である。1~2章を内容をセクションごとに要約すると以下のようになる。

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